ジャズのアドリブをマスターしていくためのステップとは?11/25ステップアップ練習会のススメ

ジャズピアノを習いたいという人ではクラシックを習っていたという人が、管楽器の人は吹奏楽部にいたという人が多いようです。

小さい頃から譜面に慣れている方たちにとって、コード記号しか書いていないジャズの譜面は、これをどう演奏したらいいのかというのが、最初のハードル。

その上で、アドリブってどうしたらできるようになるの?という悩みがきます。コードしかない譜面から音を紡ぐ、生み出す難しさが、ジャズが難しいと思われている原因のひとつではないでしょうか?

アドリブ習得は、耳コピが一番オススメなのですが、耳コピに自信のない方も多いようです。

そこで、ここではそんな方がアドリブをマスターしていくステップのひとつをご紹介しましょう。

①メロディフェイク

まずはステップとし一番簡単なアドリブの方法は『フェイク』をするというものになります。

例えば、曲には『テーマ』と呼ばれるメロディがあるのですが、それをもとにして自分なりに変化をつけることをフェイクといいます。

音の並びを前にずらしたり、うしろにずらすなどの方法で、リズムに変化をつけるやり方がひとつ。

また、音を加えたり、弾いたりしてみるなどメロディの音を少し変えてみるのもひとつ。フェイクにはいろいろとルールがありますが、初心者はまず、自由にそれを変えてみるのをやってみてください。

その際に参考になるのが海外のジャズボーカルのメロディの歌い方に注目してみるのも方法です。この中にはいろいろなフェイクのアイデアが詰まっています。

ジャズの楽器を教える先生もジャズボーカルを参考にと勧める方は多いようです。

②スケールやコード

次のステップは、最低限マスターすべき、スケールやコードを覚えて活用すること。

アドリブのステップとしては、初心者は、ブルースなら『ブルーススケール』など1つのスケールで演奏ができるので、その使える音だけで自由に演奏してみるといいでしょう。

スタンダードの曲(黒本に多く載っていますが、歌などがもとになっている曲)などはコードがいろいろなので、スケールやコードの考え方も必要になります。

少なくとも、メジャースケール(12キー)は覚え、マイナーなどのスケールはメジャースケールをもとに把握して覚えていけます。

曲の調(キーのこと)を調べてみると、黒本ではピアノのキーでFとBbのキーが大半を占めています。このキーでダイアトニックコードを探します。

ダイアトニックコードとは、キーの音で構成されたコードのこと。そのコードのところはキーのスケールの音を使いますが、そうでないコードではその音の特徴的な音を使うことで演奏できます。

例えば、Cの調の曲であればドレミファソラシドの音階の音だけで構成されたダイアトニックコードはC△7(ド、ミ、ソ、シ)となりますが、Cm7というコードが出てきた場合、これはダイアトニックでないコードです。

そこでCm7(ド、ミb、ソ、シb)の小節のところに、ミb(3度)とシb(7度)の音を使ったフレーズを考えていきます。

いろいろなアドリブのアプローチはありますが、一番簡単な考え方のひとつです

大変かもしれませんが、最低限のメジャースケール(とメロディックマイナースケール)とそのスケールに対応したダイアトニックコード、それに◎m7(マイナーセブンス)、◎7(ドミナントセブンス)、◎△7(メジャーセブンス)のコードは最低限、知っておくことが大事です。

③ジャズフレーズ

ジャズ特有のコード進行がいくつかありますが、特に重要なのは、Ⅱm7-V7-Ⅰ△7(ツーファイブワン)

このコード進行のジャズフレーズを用いると演奏がぐんとジャズらしくなります

これらのフレーズはV7のところに、様々なジャズ特有のサウンドを含んだスケールが用いられていますが、今はそんな難しいことを知らなくていいので、まずは英語の慣用句のようにいくつかのジャズフレーズを丸ごと覚えてしまいましょう。

理論は後からわかってきます。

ジャズによく出てくるツーファイブワンなどのジャズフレーズを覚え、演奏に使っていくことで、たどたどしいアドリブも次第にジャズになっていきます。

アドリブは実践で磨かれる

ここでは、アドリブのステップについて簡単に説明しましたが、実にアドリブは置くが深いので一言では紹介できるものではありません

今回、紹介したこの3つのステップの2つは、ジャズピアノのステップアップ練習会でもやってきたもの。

今月は③のジャズフレーズを学びます。例えば、①のフェイクに③を入れ込むことだけでも、ジャズのわかった感がでるので、今までの演奏とは違って、よりジャズらしい演奏にステップアップします。

ジャズを学ぶ上では、絶対に必要な知識になりますので、入門者・初心者のピアノの方はぜひチェックしてみてください。

 

◆ピアノのためのステップアップセッション練習会 ~初心者含む対象<ジャズピアノのアドリブ③>

ジャズフレーズのスパイスで、よりジャズらしい演奏、音使いを学んでいきます。これからのジャズのアドリブ練習の仕方にもふれていきます。

◆11月25日(日)13:00~15:00
◆講師:中林万里子(pf)
◆参加費:4500円

申し込みはこちら

 

管楽器の方は、岡崎好朗さんの実践アドリブフレーズ研究をオススメします。

③のジャズの特徴的なコード進行は7つあって、これができるとジャズスタンダードの70%くらいは演奏できるという岡崎好朗さんのワークショップでいろいろなフレーズを実際にフレーズを吹きながら学んでいただきます。

こちらは3回シリーズで全楽器対象(ピアノも可能)ですのでぜひチェックしてみてくださいね。

岡崎好朗さんの実践アドリブフレーズ研究

についてはこちら

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

Copyright 2018 ほぼ毎日ジャズセッション、東京錦糸町J-flow TOPページ