【セッションで演奏される曲14】Fly Me To The Moon (In Other Words) フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン

フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン

Fly Me To The Moon (In Other Words) フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン 

作詞/作曲 Bart Howard 1954年

 

ピアニストのバート・ハワードが作詞作曲、原曲は3拍子で曲名は「In Other Words」。 「月につれていって、そして星たちと遊ぶの、木星や火星の春がどんな風なのか見てみたいの、つまり別の言葉でいうと (In Other Words)手をつないでキスしてほしいの…」というちょっとはにかんだよう内容のラブソングです。 アメリカの人気TV番組『エド・サリヴァン・ショー』でペギー・リーが歌い知られるようになり、ジョニー・マティスが初めて「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」という曲名でレコーディング、その後フランク・シナトラが歌い大ヒットしました。 60年代のボサノバブームの中ボサノバ風に演奏したのがジョー・ハーネル楽団。 この演奏によってボサノバ、あるいは4拍子のスイングのスタイルで演奏される事が多くなりました。

 

ピアニストとしても一流のダイアナ・クラールの2001年のライブ『ライブ・イン・パリ』ではスインギーなフォービートで歌いこなしています。 オスカー・ピーターソンの同名タイトルのアルバムでは格調高いやや長めのイントロから軽快にスイングするごきげんな演奏。 ドラムスのロイ・ヘインズのリーダーアルバム『アウト・オブ・ジ・アフタヌーン』ではマルチリード奏者のローランド・カークのテナーサックスとマンゼロを同時にかかえての熱演を聞くことができます。

 

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