10年目に思うこと。

今日、都内某所でJ-flowの起業体験を話してきました。

ちょうど2009年の11月、当店がオープン。今月がその10年目にあたります。

10年って思ったより、本当にあっという間ですね。

その当時から現在に至るまでの体験談を、これから起業される方に
してきたのですが、私も過去、こうした起業セミナーの受講者のひとりでした。

その頃は、具体的にやりたいことがない私でしたが、セミナーを卒業した同期の人たちは圧倒する行動力で、お店を作ったり、キャラクタービジネスを始めたり、不動産を始めたりするツワモノばかり。

その中でぽつねんと何をやるという目標もなく、ただただサラリーマンを続けていた自分がいました。

当時は、着実に、夢を実現しているメンバーをうらやましく思ったものです。

今日来られた受講者の方々も、半分以上がまだこれからやることを探している人
たちだったので、当時の自分と重なります。

そんな私が、知人の死をきっかけに背中を押されて、進んだ一歩。
当初は、未経験で何もわからないところからのスタートでした。

当時を振り返り、資料をまとめていると、この10年のいろいろな思いが走馬灯のように駆け巡り、目頭がうるっとなってしまいました。

当店も、最初の2カ月くらいは毎月お客さんが一人か二人といったような毎日。
本当にもうだめかって感じでしたが、いろんな人の縁で
3か月目から徐々に人が来てくれるようになり、今日に至っています。

3.11のときには、もうこれでおしまいだと思うくらい、余震と計画停電で
先の見えない不安な日々でした。その中を、被災地からこちらに来られた
方が、災害の悲惨さを経験しながらも、当店で東京の音楽仲間たちに
であったことで勇気づけられましたと言い、帰っていかれたこと。

音楽が人の生きる力になるんだという思いに力づけられたことを、昨日の
ことのように覚えています。

ときに、しばらくお会いできなかった人が久々に来きてその上達ぶりに
驚かされたり。または介護でしばらく演奏から遠ざかっていたけれど
時間ができて再開しますと来られたり。

病気になられ復帰された方。
引っ越しされて戻ってこられた方。出張で遠くから来られる方、         朝一番の長距離バスで台風の中、ワークショップに参加してくれた方      。。。などなど。

気がつくと、心の玉手箱には、そんな多くの人々の笑顔や思い出が       つまっていた年月。

楽しいことも、つらいことも、本当に多くの人の縁に支えられてきたことに
今は感謝でいっぱいです。

これからも、どんな年月になるのかわかりませんが、
お客さんがふらっと立ち寄って、音楽を楽しんでいただける、         そんな”止まり木”のような店であり続けたいなと、改めて思った1日でした。

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