曲のイントロは掴み。エンディングは余韻。各楽器の課題とピアノワークショップ(6/16)。

○最初の印象が肝心。曲の盛り上がりを左右するイントロ

よく面接などで、第一印象は3秒で決まるといいます。人は最初の3秒で相手を
判断しているのです。

演奏も同じです。最初の部分で、おっと思わせると、演奏の印象が違います

特にピアノの方がいいイントロを出すことで、フロントの方の意気込みも違ってきます。

最初のイントロで心をつかみ、最後のエンディングでしっかり着地すれば、
その曲の演奏は、中間部分が平凡な演奏であっても、いい印象で心に刻まれます。

これもセッションのマジックですね。

○別れ際が大事なのは人生と同じ。エンディングは後味の悪さを残さない。

一方で終わりよければすべてよしという言葉もあります。

途中がどんなにグダグダしていても、終わりがしっかりまとまっていれば、
それなりにいい演奏であった印象になります。

一番、残念なのは、それまでの演奏がよくっても終わりがグダグダしてしまう演奏。
これですべての努力が水の泡になってしまいます。
着地はしっかりと。それはとても大事なことなのです。

駄目なエンディングのパターンとしてよくあるのが、逆循環での終わり方。
つまりソロを延々回して終わる方法ですが、これも演奏メンバーのバトンの受け渡し
(フロントからピアノへ)が、うまくいかず
変に間が空いてしまうとか、逆にフロントがどこで終わるかわからず、一緒にいる人たちが、
ずっと終わりを期待しながら、なかなか演奏が終われないという状態とか。

この後者のことを、一般に、逆循地獄(終わるに終われない)といいます。

こんな状況では、せっかくの演奏も台無しになってしまいます。

終わるパターンは大体曲によってこう終わるというのがあるもの。
それを知っている知っていないでは、演奏の事故率の高さも違ってくるのです。

この場合、フロントがリードして終わりにもっていければいいのですが、
できない場合、ピアノ(もしくはギター)が最後をまとめる心づもりでいない
崩壊エンディングとなってしまう率が高くなってしまいます。
ピアノは、確実にエンディングにもっていけるパターンをいくつか仕込んでいくことが必要となるでしょう。

また、フロントの人もある程度のエンディングパターンをもっていることは必須。

ちなみに、あるサックスの先生のいうことには、ソニー・スティットのエンディング
パターンは3つしかないとか。。。

本当ですかっという感じですが、いつも同じエンディングが恥ずかしいと思うより前に、
少ない手ごまでも、確実に終わらせるパターンをもっていることが大事なのです。

○各パートから見たイントロ&エンディングの課題。

ここではよくありがちなイントロとエンディングのトラブルが起こりやすいパターンを
紹介しましょう。これはほんの一部ですが、特にセッションでの初心者で起きやすい
傾向となります。

◆ピアノ(ギターなど)の方のイントロとエンディングの課題

ピアノの方の役割としてかなり期待されるイントロとエンディングですが、そこでピアノの方が
良くやりがちな問題としてあげられるのを上げました。

【イントロ】
・フロントが出したテンポでないテンポを出してしまう。
⇒大体、フロントが出したテンポより早いテンポで弾いてしまう。演奏での事故率が高い。
・テンポがわからない。
⇒テンポがイントロの最初と最後でテンポが変わる。早くなってしまうなど。
・フロントがテーマを演奏できない。
⇒枯葉のようにテーマのメロディが頭より前から始まっている曲のイントロを小節の終わりまで弾いてしまって
フロントが入れない。
などなど。

【エンディング】

・そもそもエンディングパターンを知らない(特にキメのある曲など。)
・逆循環で終わらせるタイミングに入れない。
・フロントとの連携ができず、ピアノとフロントで妙な間があく。などなど。

◆ボーカル、フロントの方のイントロとエンディングの課題

【イントロ】
・テンポが出せない。イントロを出す人にやりたいテンポをうまく伝えられない。
・イントロの途中から曲に入ってしまう。
・始まるところがわからない
(特にカラオケで練習しているボーカルの方など、いつもと違ったイントロに対応できない)

【エンディング】
・終わり方を考えていないため、直前でどう終わるか考えないまま、エンディングを迎えてしまう。
・逆循環の終わり予感フレーズを出すタイミングを逸してしまう。
・逆循環で、周りが混乱させてしまうフレーズを出してしまう。
⇒一見終わるようにみえて続いていたり、終わるところで終わらないなど。
・自分が終わりたいパターンを周りに伝えられず、ピアノの人を混乱させてしまう(ボーカルの場合など)

いろいろあるのですが、ほんの一部を紹介しました。
ぜひ、こういうところ、心当たりがないかどうか注意してくださいね。

さて、今回、イントロとエンディングに関して、紹介しましたが、 今回下記のワークショップで、取り上げるテーマは、イントロ&エンディング。 実際にそれぞれのパートで気をつけていくポイントと実際に役立つための実践を通して具体的なノウハウを学びます。

【お勧めワークショップ】◆6月16日(日)13:00~15:00 ピアノのためのステップアップセッション練習会(イントロ&エンディング編)~ピアノ入門者対象 →今年中に、セッションデビューするための基礎力を身につけたいピアノの方を対象として、6ステップでピアノのやるべき役割を段階的に学びます。今回からアドリブに入っていきます。簡単なアドリブから徐々にステップアップしていきましょう。単回ごとテーマを設けておりますので単発でのご参加も可能です。6回目には課題になっている演奏をできることを目指し、それをいろいろな曲に応用していけることを目指します。今回はジャズのアドリブの基本となります。                                      今月のテーマ>>イントロ・エンディングの基礎を学ぶ ◎ピアノのためのステップアップセッション練習会(対象:ピアノ)

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