これからセッションをしたい人のための必須アイテム
これからセッションを始めていきたいという方に、ぜひ持っておいて欲しいアイテムをご紹介します。
◎黒本(ジャズスタンダードバイブル)
数年前は青本という本がありましたが、こちらはC譜だけでしたので、ピアノはいいのですが、Eb楽器であるアルトサックスや、Bb楽器であるテナーサックスの人は、それを自分の楽器のキーに合わせて譜面を用意する、もしくはC譜で演奏できることが必要とされていました。
しかし、年前にC譜(ピアノ、ギター、ベース、フルートなど)、Eb譜(アルトサックスなど)、Bb譜(テナーサックス、トランペットなど)が出たことで、とても便利になり、多くの方にとってセッションが身近になったのではないでしょうか。
この本は後ろにCDがついていて数曲程度のカラオケがあります。初心者の方は、まずこの本を買ってここに出ている曲のメロディを練習することから初めてください。
最近は黒本はサイズの小さなものも出ております。
黒本は2もありますが、最初のうちは黒本の1だけでも十分な曲がありますので、それだけをまず購入することをおススメします。
下記はEb版とBb版です。拍子に文字があるのでわかりやすいですね。
◎iRealPro(iPhone、アンドロイド アプリ)
このアプリは、iPhoneのアップルストアで購入できます。これは、簡単にいうと練習するためのカラオケアプリみたいなものです。ジャズだけでも2000曲以上はあります。
コード譜となりますが、下の方に、ピアノやギターなどのコード楽器の押さえ方を選べます。ピアノなら片手、両手も選べます。またコード音とスケールなども表示させることができてとても便利です。
演奏は、ピアノ、ベース、ドラムのいずれかを入れて演奏するなどできますし、どこをやっているか黄色で示されます。テンポも変えることができるので、ゆっくりから次第に早く練習するといいでしょう。
また、キーもいろいろ変更できるので、歌伴奏などにも便利です。
まず初心者は、ベースの音だけを出して練習しましょう。
曲を選ぶと、コードだけが表示されます。メロディなどは黒本をみるといいでしょう。
演奏をする状態では、下の三角でPLAYとなる。メトロノームマークの横の数字がテンポとなります。この場合は160。さらに曲のキーを簡単に変えられます。
演奏しているところのコードが黄色地になる。さらに一番右で、コード楽器ピアノやギターの押さえ方が表示されます。
押さえ方は、ライブラリーというところでいろいろなコードの押さえ方だけをみることができます。ぜひ、これで練習していってください。