セッションは協調性を学ぶ、精神力を鍛える場?

先日のワークショップの中で出た言葉「セッションをやることで、協調性も養われる」というのが印象に残りました。

確かにセッションでは、どこかその人のメンタルが現れるような気がします。
自分の世界に入って、とにかく気が済むまでアドリブをやってしまう人。(演奏がしらけないように長すぎるアドリブは注意しましょう)

気分を害すると演奏をやめてしまう人。(滅多にいませんが)
当店では見かけませんが、以前に演奏の途中で、自分より演奏がうまくない人に気分を害し、演奏をやめてしまった人もいるそうです。などなど、細かくはいろいろありますが、社会の縮図のようなところもありますね。

反対に、皆でいい演奏をしようと一生懸命で、他のメンバーと協調しながら演奏しているセットは見ていて心地いいものです。
協調性って、大事なんですね。

一方で、セッションに必要な精神力。これは何だと思いますか?

私は、とにかくへこたれないことだと思います。
セッションをやっていると、自分の演奏に落ち込むこともあるでしょうし、セッションではいろいろな人がいますから、中には嫌みなことや上からな物言いをされて気分を害されることもあるかもしれません。(演奏時以外でも協調性は必要ですね。)

それと、人からどう思われているかとか、足を引っ張ってないかということで、他人に気を遣い、卑屈になることもあるかもしれません。しかし、人のために演奏しているのではないので、自分がどうありたいかとか、その点にフォーカスして、頑張っていく精神力も必要です。

へこんでもへこんでも、立ち向かっていく、こんな仔犬のように。
そんな精神力を身につける場としても、セッションはいいと思うのです。

そして最後はしっぽに食らいつく。そんなあなたをセッションで養ってください。
と、最後は犬の話になってしまいました。

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