【初めてのジャズ理論10】セカンダリードミナントの裏コード
セカンダリードミナントの裏コードとは、セカンダリードミナントの(#4度)の音程関係のドミナント7thコードです。
セカンダリードミナントの裏コードを探しだせると、全てのドミナント7thコードのスケールの分類とスケール選びが可能になります。
セカンダリードミナントの裏コードは全て
【◇マークで分類】します。
度数は
【♭Ⅱ7.♭Ⅲ7.Ⅳ7.♭Ⅴ7.♭Ⅵ7.♭Ⅶ7 . Ⅰ7】
です。
使えるスケールは
Lydian7th scale(リディアンセブンス スケール)( lyd7)
(1-2-3-#4-5-6♭7) の度数で構成されています。
✳︎Lydian= #4(#11)と捉えるとわかりやすいです
いづれも(#4)になることでサウンドはキーに近くなります。
セカンダリードミナントの裏コードは、(#4度音程)関係のコードで探します。
裏コードの関係は
C/G♭
F/B
B♭/E
E♭/A
A♭/D
D♭/G
これだけしかありません。
これで、セカンダリードミナントとその裏コードで
12個全てのドミナントセブンコードが分類出来るので、ドミナントセブンコードで使えるスケールがわからないという問題は無い状態(最低でも一つはスケールが使える状態)になります。
曲を練習する前に
- ダイアトニックコード
- セカンダリードミナント
- セカンダリードミナントの裏コード
の分類をするとこれまでとは違った感じで楽譜が見えるようになると思います。
是非試してみて下さい。