セッションの基本9.出番が終わったら、何をしたらいいの?
ご自身の演奏が終わったら席に戻って、他の方の演奏を聴くことも勉強になります。席では
演奏中は、大声を出して話をするとか楽器で音を出すなどは演奏者に失礼なので、そういう行為は慎みましょう(当店では迷惑にあたる行為は注意します)
ソロイストが演奏を終えたときに拍手するというのは、昔のセッションの名残のようですが、よくやったねと演奏者をたたえる意味があるようです。
セッションに慣れていない方などは、そういうことがわからない方もおられますが、演奏者が気分よく演奏できる意味でも、周りで聴いている人はソロをとった演奏者に拍手していただきたいと思います。
セッションはその日、参加するメンバーによって偏りが出る日もあります。ピアノが大人数集まる日もあれば、ホスト以外一人もいないなど、どんな人たちがくるのかはその日になってみないとわかりません。
例えば、同じパートの人が多い場合には、そういう方にいろいろ話を聞くチャンスでもあり、またどのような演奏をしているのか聴くチャンスです。
また、演奏曲がそれほどなくても、セッションでできる曲だけをやってあとはリスナーで聴いているということも上達のためにはおすすめです。
通常、CDやYOUTUBEの音源などで、セッションでやる曲を聴いてコピーしたり、練習することもあるかと思います。そうしたことももちろん大事ですが、演奏を生で聴くことはとても勉強になります。
ライブなどもおすすめですが、ライブではセッションでよくやるスタンダードでなく、そのバンドのオリジナル曲が演奏されることも多いのでよりセッションにでてくる曲がどのように演奏さえているのかを知るにはセッションで聴くということもいい方法です。
その際、やはりプロの方が入っているセットや、ガチなセッションといわれる日を選ぶと効果的です。もちろん、この日もせっかくですので1曲でも練習している曲があれば、そうしたすごいレベルの方と一緒に演奏できる機会をもつことはとても勉強になります。
また、そうした人と演奏しアドバイスをもらいたい場合は、田鹿雅裕アンサンブル道場などのセッション形式のワークショップもありますので、ぜひご参加ください。
最後にお会計ですが、できるだけおつりがないようにしていただくと、助かります。