あなたに合ったアドリブのレッスンはどちら?
今週の土曜日、日曜日にはアドリブのためのレッスン(ワークショップ)が二つあります。
アドリブに憧れはあるけれど何をすればいいの?
ひとつは、管楽器の方、とくにこれからアドリブをやっていきたいけれど何からアドリブをするのがいいのかわからないという方にも、また少し演奏できるけれどジャズの理論がそれほどわからないという方に向けたアドリブの考え方と練習の仕方を学ぶワークショップです。とくに単音の楽器でしたら、和音を同時に出せるコード楽器と違うため、フレーズの作り方にも工夫が必要となります。
参加されている方は、ジャズのアドリブの基本になっている考え方を覚えていってもらい、実際に自分でアドリブの譜面を作ってみます。これは理論がわからない人でも理屈がわかるということを念頭に置いています。
子供と違って大人が学ぶとき、それはどういう意味があるのかということをきちんと押さえていかないと、理解には結びついていきませんが、それをあまり難しすぎるとかえって音楽の楽しさが損なわれてしまいます。
ですので、あくまで構成を理解しながら自分のフレーズで吹くということ、それが音楽らしく聴こえるということを重点にすすめていきます。
ひとつひとつ学んでいきますが、一回一回完結しています。そして、一回休んでも前回の復習もありますので、繰り返すことで理解していける大人のためのワークショップです。
自由に演奏を楽しめていますか?
もうひとつの日曜日の「コピー譜から離れて、自由に音を楽しむアドリブ実践レッスン」
は、少し演奏に慣れてきた方でのアドリブのその先に取り組むレッスンです。コピー譜で覚えている曲は演奏できるけれど、そこから離れられないという方に特にオススメします。
いつもペンタトニックスケールだけで演奏しているので煮詰まっている方にも、ご自身のアドリブの壁を超えるために、一曲の中で、こういう手法がアドリブに使えるという話をしていきます。
まずは簡単なフェイクという方法で、曲のメロディをもとに自由に演奏し、さらにそれに様々なアドリブのアプローチ方法を入れて変化を楽しんでいきます。こういうときにこれが使えるといったことも勉強になるので他の曲にも応用できます。
毎回、取り扱う曲やアドリブの方法も違いますが、何度か参加してただくうちにこうなんだということが理解していただけると思います。アドリブがマンネリ化している、つまらないなどそうした悩みの方にはお勧めです。こちらは、ピアノ、ギター、その他管楽器の方にもご参加いただけます。
今月から、曲を絞ってその中で考えていきますが、その前段階のアドリブ実践ワークショップでアプローチ方法をやってきましたが、ずっと継続して参加いただいている方の感想をご紹介します。
これも毎回1曲を取り上げていきます。セッションの曲は最初は6曲くらいをめどにして練習していくとセッションが身近になってきます。練習会セッション<ビギナー編>を目指していきましょう。