【初めてのジャズ理論4】ドミナントモーションとツーファイブ
【ドミナントモーション と Ⅱm7-Ⅴ7】
ドミナントモーションは、コード進行の最も重要なもので、アレンジやスケールを探す時にも知っていると役に立ちます。
ドミナントモーションとは
主音に対して5度上にあるドミナント7th コード(◯7)が、5度下の主音のコードに解決する動きのことをいいます。
主音をCとしたとき
5度上(半音7個上)はG
この音をドミナント7thのコードの形(◯7)にしてG7→C
この→の動きをドミナントモーションといいます。
G7の(3度と7度の ファ シの#4音程)(緊張)が、Cの(ミ ドのM6音程)に解決(緩和)する動きです。
なぜこれを知っておいたほうがいいのかというと、音楽的に最も重要な進行で 理論的にもスケールを導きだすのに必要だからです。
Ⅱm-Ⅴ7(ツーファイブ)
Ⅴ7をⅤ7の4度下(半音5個下)のⅡm7を見つけ出して2つに分けたりすると、Ⅱm7-Ⅴ7(ツーファイブ)というジャズではよく出てくる進行を探し出せます。
ドミナントモーション Ⅱm7-Ⅴ7(ツーファイブ) をゆっくり探し出せるようにしてください。