上達してからセッションデビューするといった人で、デビューした人はいない!?

そこで一句。セッションあるある川柳

『上達後、デビューしますと早10年』

◆セッションで上手いってどーいうこと?

よく、「上達したら、セッションに出ます」という方がおられます。皆さん、うまくなってそこそこ弾けるようになったら、セッションに行こうと考えていませんか?

それ、逆です。

はっきり言って、上達したいなら、まずセッションに飛び込みましょう。

でも、その前に・・

うまく弾くというのが、とても抽象的で、しかも人それぞれの基準が違うので、うまくなるというのが何を指しているのかを共通認識するのは、本当に難しいなと思います。

あるとき、ピアノの人がセッションに来て「初心者であまりうまくありません」と自己申告したので、こちらもそのつもりでいたました。曲も「枯葉」のような初心者らしい曲。しかし、弾いたらのけぞるくらいうまかったことがありました。

完成度の高い演奏なのにと思いましたが、本人の中では、自分はまだまだいけてないと思っている 様子。確かにそれ以外の曲はあまり持ち曲がなかったようです。

実は、セッションの初心者で、曲がある程度限られている人の場合、その曲は何度も練習しているのでアドリブを よどみなく吹いたり、弾けたりすることがあります。それはその曲の練習量が違うから。

逆に、セッションに慣れた上級者でも、その曲の演奏に慣れていなければ、ほとんど印象もない曲になっていたり、ときとしてあわやということもあります。

演奏クオリティとしては、この練習量の違う1曲では、セッション初心者の方が格段に上ということも往々にしてあるのです。

初心者と上級者の違いは、様々な曲への対応力の差だけなのです。

◆自信のある曲にかける

参加人数によりますが、セッションでは何十曲も演奏することはないため、渾身の1曲を選べば、周りに上手だなという印象を与えられると思います。

なので、夜のセッションでは、これは練習している、自信があるという曲を、入店時に紙に書いていただくところからスタートしていくといいですよ。

さらには、セッションのたびに自分で自信のある、十八番の曲を演奏するというもの手。

実際にかなり演奏キャリアのある人でも、いつもセッションでは同じ曲から入るという人もいます。ちょうど、イチローの素振りのようなものですね

セッションデビューなんて、まだまだ自信がない人でも、これで十分なんです。

 

◆『周りの人が上手いから怖い』は幻想

セッションに行くと周りがうまい人だらけに聴こえるかもしれません。だから怖いという人もいます。時に心が折れることがあるかもしれません。

そのメンタルについてはおいおい、強化する方法を御紹介していくとして。。。

実際、10年以上セッションに参加する人をみて思うのは、どんなにうまい人でも崩壊している演奏は多いものです。

多少のリズムのヨレや、一人だけ裏返ってたりしてることもざらにあります(笑)だから、初心者だって堂々としてていいのです

だって、初めて顔を突き合わせた人と、一緒に演奏するのですから、思い通りの演奏にならないことだってありますって(笑)。

だからこそ、現場対応力を身につけていくには、人と演奏すること。

そして、同じ顔触れでなく、ときにやったことのない人とセッションすることがお勧めなのです。

カラオケやCDで一緒に演奏してても、いつまでも、セッションの対応力は身につきませんよ。

ワークショップでセッションは初めてといった方が、2年という短い期間でもうセッションで普通に演奏している方を何人も見てきました。ほとんどがセッションに飛び込んで対応力をつけていった方々です。

例え数曲でも持ち曲があれば、いろいろな人と演奏することで確実に自信と上達につながるものです。

『うまくなったらセッションデビューではなく、うまくなるためにデビューする』

まだまだと思う人も、少し勇気を出して、セッションに行ってみてください。

セッションデビューに向けたワークショップもありますので、このゆるいところから第一歩を踏み出してくださいね。

これからデビューしたい方のオススメセッション:

◎練習会セッション<ビギナー編>

◎練習会セッション<ステップアップ編>

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