初心者の第二ステップ

こんにちは。J-flowです。

その後は、練習されていますか?

さて、前回のメールの続きです。

「私自身とジャズの経験」というお話をさせていただきます。

実は、私は、かなり前、大学時代に一時期ジャズピアノに憧れ、何を血迷ったのかジャズを始めました。

その頃は、楽器といえば、できるのは子供の頃にクラシックを習ってたピアノだったので、

それでやろうと思ったのです。でも、今ほどわかりやすいジャズ入門の

本もないし、方法は耳コピ(耳で音を取る)方法だったのが挫折のはじまりでした。

なんどやっても音が取れない。。。次第にピアノの前に座るのさえ、苦痛になりました。

後でわかったのですが、家のピアノが調律が狂っていたのです。それでも、

コードのこととか、理論のことをもっと先に身につけていたら、いろいろ手がかり

はあったかと思うのですが、その頃はそんな本もあまりなく、どこにも出口がないように

感じました。

その経験がトラウマになって、ピアノをやめ、しばらく社会人で忙しくしていたある日、

ふとジャズをもう一度やりたいなという気になりました。

 

ピアノはもうこりごりということで、ボーカルのカルチャーセンターに行きました。

でも、しばらく通ってみると、やっぱりジャズピアノが好きなんだということに気がついたのです。

そして再び、ピアノの道へ。ゆるく演奏仲間をつのってブルースなどを練習していましたが、毎回、練習もできないままで、一向にうまくならず・・・。メンバーは、ぐたぐたなので、いつしか解散してしまいました。

そして、仕事の方は、時間もゆとりができたので、またあたらしく、人を募ってピアノを始めたときに出会ったのが、ドラムのマスターでした(そうです、あの人です。いつもドラムに座っている)。

私の上達したいという思いに応えて、彼はいろいろアドバイスをくれたのですが、繰り返されるのがリズムの駄目だし。結構、喧嘩になりました。私としては、ピアノはやることが多いんだから、駄目でも仕方ないというスタンス。

でも、今思うと、ジャズの優先順位はリズムだったのです。

いろいろと、駄目だしを受けたつつ、過去のトラウマもよみがえり、もう何度挫折しかかったかわかりません。

しかし、もう穴があったら入りたいという恥の連続でしたが、続けていくうちに対応力がついてきました(ま、私なりのですが)。始めのときには、かなり時間がかかってずっと変わらなかったのが、段々と上達の手ごたえを感じるように。

本来、手順を踏んで、本当に必要なことを優先順位の高いことをやっていればここまで時間はかからなかったかもしれません。

音楽の才能もないし、でも趣味でいつまでもぐだぐだやっていたら、きっといつかは離脱していたはず。ここまで続けてこれたのは、やはりいい人たちとの出会いもあった訳なのです。

まだまだ、音楽はすごく下手だと思いますが、この3日坊主の私がJAZZをここまで続けてこれたのは

奇跡です。

そして、誰かの言葉を思いだします。「もし失敗があるならば、途中でやめたこと。続けてられているのは成功なのです。」という言葉。

続けていれば、きっとあなたの目指すものに近付けます。それが1cmであっても、昨日のあなたと今日のあなたではここまででも進歩があるということを忘れないでください。

敷居の高いと思われるジャズをやろうと思って一歩踏み出した。そんなあなたの思いは、

その夢をやめないかぎり確実にあなたの理想とする現実に向かっていきます。

なので、自分が経験してきた挫折や、もっと効率よくこれをやればよかったという思いを今のJ-flowのワークショップに反映し、できるだけ早く音楽が楽しいっと思えるところまで近付けていけるように私たちは精いっぱいサポートしていきたいと思っております。

 

さてさて、その後、またまた血迷って店を作っちゃいました~。それがセッションだけの店、J-flow。次回は、「J-flowができるまでのとほほな話」をお伝えしますね。

 

 

 

 

 

 

 

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