忙しいとき、セッションのためにできるスキ間時間・練習法。
社会人は練習する時間がないけれど。。。
時間がないというときは、お気に入りのフレーズのアドリブで、短めの音源を用意し、演奏に合わせて一緒にニュアンスを真似ながら歌ってみる(声をださなくても)特に好きなフレーズのところだけを何度も歌ってみるのもお勧めです。
楽器で演奏する前にイメージするフレーズが頭に思い浮ばないことには、演奏できません。
うまい人はその短いフレーズのストックをたくさんもっています。
ですから、できるだけそういうフレーズをiphoneなどに入れておき、隙間時間に聴いて口ずさむ練習してみるのもいいかもしれません。
あなたはジャズで理想とする演奏のイメージを持っていますか?
その段階に行く前に、ご自身がどういう演奏、演奏者が好きなのかというのがいまいち漠然としている、わからないという方も多いようですね。
先々月におこなったワークショップでは、演奏者の聴き比べのようなこともやりました。
参加者の管楽器の方に、あなたは誰が好きなの?ときいたときには、お馴染みチャーリー・パーカーが人気でしたが、そこで、他の演奏者の演奏も聴いてもらったら、こっちの演奏者の方が好きかもという人も多かったです。
つまり、ご自身の好みと目指そうとしている演奏者が違っていたり。
なんとなく、ジャズならこの人をやらなければと思っておられる方も多いのかもしれません。
ジャズもその歴史の中でいろいろなタイプ、スタイルの演奏者がいます。
ジャズの大本の歴史をたどってそうした演奏者の特徴や個性から、
ご自身が目指したいという演奏を、演奏者を知ることはジャズのモチベーションにとっても重要なこと。好きならば、その方のフレーズ、歌い回しももっと真似てみたい、そこから学ぶ(まねぶ)ことをしたいという気持ちも湧いてくるので、忙しくても隙間時間でちょっとフレーズが口にでてくるのも苦ではないはずです。
やみくもに音源にあたるのもいいけれど、まずは知っておきたいことは
さて、今回そうした演奏者のスタイルや演奏を知るための講座があります。
11月5日の日曜日、午前。
『歴代ジャズピアニストに学ぶジャズ演奏のポイント』(外谷先生、現在は外谷東先生の実践アンサンブルワークショップ)
対象はピアノや、ピアノが好きな方のための歴代ピアニストを知り、ご自身の好きなスタイルや演奏のポイントを知っていくことで、理解を深めるためのものです。
当時のピアニストは、管楽器奏者にヒントを得て演奏する、ホーンライクに演奏するというのも主眼になって、管楽器奏者を研究していたといいます。
ピアノの方だけでなくても、気になるピアニストがどういう管楽器奏者と演奏をしているのかというところまで興味は広がります。ジャズをめざすピアノ奏者だけでなく、ぜひ他のパートの方にもオススメしたい内容となっております。
数年前に開催し、好評だった内容をコンパクトにして解説しております。
ぜひ、これをきっかけにジャズをもっと好きになってください。
◆近々開催のワークショップトピック◆(2017年)
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●セッション初心者アンサンブルワークショップ(11月4日・昼)・・・まずはここがスタートラインです。
●歴代ジャズピアニストに学ぶジャズ演奏のポイント(11月5日・午前)・・ピアノ以外の方もぜひ。ジャズのことがよくわかるはず。
●岡崎好朗さんと遊びながらアドリブ練習会(11月5日・昼)・・今回は昼です。なかなか来れなかった人もぜひ。セッションでよくやる曲、オングリーンドルフィンストリート。この曲は必須ですよ。この機会に。
●セッションのためのジャズピアノ入門(11月12日・午前)・・・今回はイントロを取り上げます。23日にあるエンディングと合わせると、もうセッションでの悩みは半分解消するはず。
●特別編、田鹿雅裕先生のドラマー向けブラシセミナー♪(11月14日火曜夜)・・4ビート以外のアプローチも含めた応用編。です。前回参加した人だけでなく、前回参加できなかった人にも勉強になるセミナーです。