セッションの基本5.さあ、セッションに行ってみよう!
どのセッションに行けばいいですか?とよく聞かれますが、それはその方がどんな演奏レベルかとか、どんな演奏を好むのかとか様々な要因があるので、簡単に答えることはできません。
ただ、最近はセッションをやる店が増えていますので、事前にチェックしていくことができると思います。
セッションには、リズム隊といわれる人がいます。それはベースと、ドラムとピアノ(orギターなどのコード楽器)。
ホストミュージシャンとして演奏をサポートするこれらリズム隊のメンバーに毎回入っていただいています。
特にベースはリズムの要、演奏のクオリティもこのベーシストによって左右されます。そしてピアノも様々な方に入っていただいています。中にはフロント楽器がホストに入っている日もあります。
様々なメンバー、レベルの高い人(ホストメンバー)と一緒に演奏することが、上達の一歩でもあるので、臆することなく参加してみてください。
セッションの曲はレコードなどで名盤があるので、それらを聴くというのも大切です。でも生の演奏の中でそうした曲を直接聴くことはとても刺激になります。だとしたらライブに行けばいいというのもあるのですが、ジャズのライブではオリジナル演奏も多く、必ずしもスタンダードの曲が聴けるとは限りません。
一番、いいのはそうしたスタンダード曲を演奏するセッションでホストミュージシャンなどの演奏を生で聴ける機会があるということです。
上達する秘訣は何より、いい演奏をたくさん聴くことも必要なのです。セッションもできていい演奏も聴ける、こういう機会を利用してみてください。
なお、まだまだ気おくれしてしまうという方には練習会セッションという初心者の方向けのゆるいセッションも開催しております。ここでは、同じ曲でもメンバーを変えてやることができます。ただし、セッションのルールがわかっている方、セッションを少しは経験した方、最低でもリストの曲を5曲程度演奏できるもしくは、演奏にチャレンジできる方に限らせていただいています。
詳しくはこちらをご覧ください。