セッションの基本2.セッションに出るために必要なこと。
セッションはどこか英語に近いものを感じます。一方は日本人が、違う言葉でコミュニケーションする。同じようにセッションは演奏でコミュニケーションするという感じでしょうか。
だから、セッションに向いている人、向いていない人はどんな人といわれれば、英語圏に行けば、子供から老人に至るまで英語をしゃべっているわけですから、もともとしゃべれない人、英語に向いていない人はいないということになります。では、演奏はといえば、楽器を演奏することができれば、それは拙いなりにもセッションをすることはできます。
ただ、英語でも流ちょうに話す人と、片言の人の会話では、そのレベルの差がどういうかという問題はあるかもしれません。だからレベルの近い人と一緒にやるのも、楽しいセッションになると思います。しかし、そのレベルが違っても一緒に演奏を楽しめることができればそれはそれで充分楽しいコミュニケーションとなります。
そのためには、互いに相手の演奏をリスペクトし、一緒にアンサンブルを楽しむということをできる人が向いているのかもしれません。
例えば人の目を気にする人、人の評価を気にする人、逆に人を批判する人などは、様々な方が集まるセッションという形式を十分に楽しめない人、向いていない人には楽しめないこともあるかもしれません。
ただ、それも気もちのもち方次第です。
人の目を気にするという人は自分の演奏に自信がないわけですから、気楽にセッションを楽しめる仲間を作ってのセッションや、自分が望む演奏レベルがはっきりした人とのセッション、もしくはそうしたレベルがはっきりしたセッションを選んでいくといいかもしれません。J-flowではそうしたレベルに応じたセッションのご相談も承ります。気軽に聴いてくださいね。