【セッションで演奏される曲2】 Just Friends ジャストフレンズ
Just Friends ジャストフレンズ
作詞 Sam M. Lewisr/作曲 John Klenner 1931年
Just friends, lovers no more, Just friends, but not like before…
「ただの友達、もう恋人同士ではない。昔見たいに恋人同士キスもすることはない。でもおたがいまだ終わっていないふりしている~」というちょっと悲しい歌詞で始まるスタンダード。
1932年に歌手ラス・コロンボという人が歌ってヒットした古い曲ですがチャーリー・パーカーを始め多くのジャズミュージシャンが演奏している人気曲です。
オリジナルではゆっくりとしたバラードっぽい歌ですがジャズではアップテンポで演奏される事も多いですね。
ジャムセッションなどではFのキーで演奏されることが多いですが、始めのコードがいきなり4度のB♭から始まる唐突さがこの曲の魅力のひとつ。
名盤ポール・チェンバースの「ゴー…(GO…)」ではキャノンボール・アダレー、フレディー・ハバード、ウイントン・ケリーの軽快なアドリブソロが楽しめます。
「チャーリー・パーカー・ウイズ・ストリングス」でのパーカーのアルトサックス演奏はうっとりするほど歌心があり素晴らしいです。
ギターではパット・マルティーノの「エル・オンブレ」のオルガンとの共演もごきげんな演奏です。
トランペットのチェット・ベイカーの歌でも有名ですね。