1年半前、セッションはまったくの初心者だった方の今・・・。
昨日のセッションは山中良之さんのセッションでした。
ちょうど一番のりで来られた男性のお客さん(Aさん)とお話をしましたがなんと1年半前に初心者のワークショップ(セッション初心者アンサンブルワークショップ)に参加され、そのときがセッション初参加という方でした!!
今回、「All the things you are」を演奏されたのですが、すごく上手な方で、一年半前までセッションしたことがなかったなんて信じられないくらいの進化ぶり。
何をしたらそうなれるの。。と自身の経験を踏まえて思わず、身を乗り出して聞いてしまいました。
彼曰く、セッション初心者のワークショップでセッションのイロハを習い、あとはご自身でいろいろなジャズ(とくに50年代のジャズミュージシャン。リズム体得のため)を聴き、それをコピーしてきたんですとのこと。
コピーするのが大好きだそうです!!
お仕事をしながら、時間がない中、大変だろうなと思いつつ、一方では時間がないなど言い訳をしないで着実に上達している人を見て自身も反省。。。
でも、こうやって何年か前にワークショップに参加された方が、その後、セッションに来られて、その方のジャズの楽しさが伝わってくる演奏を聴くことが、とても嬉しかったです。
もちろん、すべての人がジャズを続けていかれるかというと、いろんな事情やモチベーションなどで、必ずしもそうではないと思います。
でも、まずはどうだろうと思ったらやってみる、そこで興味があればどんどん自分で工夫してみる。あわないならやめても、自分がそれを経験し、結果そこで判断をしたことは、決して時間の無駄でないと改めて思いました。
ジャズに限らず、自分はこれがやってみたいということに、まずは一歩踏み出してみると、その時には予想もしなかった自分がその先にいるかもしれません。まさにセッションも最初に演奏した先に、予測がつかないことがいっぱいあるので、それは人生の縮図のようなものかなって思います。
なによりも、未知のものにもあえて飛び込む体験って貴重なんですよね。
人生アドリブだ~。
という訳で、毎月第一土曜日はセッションをやってみたいという方のためのセッション初心者アンサンブルワークショップをやっています。
多くの人がここからジャズのセッションを経験されていますので、もし、あなたが今と違った一歩を踏み出したい、しかもジャズでというのなら、ぜひ一歩踏み出してくださいね。
ありがとうAさん、またお待ちしてます!!
セッション初心者アンサンブルワークショップは毎月第一土曜日の昼にあります。詳しくはこちらをご覧ください。