12/14(日)浦島先生のアドリブ寺小屋塾~ビパップ・スケール活用講座(インスト対象/初級者~中級者対象)

◆12月14日(日)昼13時~15時 浦島先生のアドリブ寺小屋塾~ビパップ・スケール活用講座(インスト対象/初級者~中級者対象)
ジャズには色々なスタイルがありますが、その中でも “影響の中心軸” と呼べるもの…それが ビバップ です。
ジャズの共通語にビバップにあるということです。
1920年代、「クロマティックな経過音」を自由に使いはじめたミュージシャンたちは、スケール同士を滑らかに接続しようとしていました。しかし、そのクロマティシズムの入れ方は統一されておらず、ややランダムでした。そこで、チャーリー・パーカーや、ディジー・ガレスピーたちが、“特定の場所にクロマティック音を加える” という体系的な発想を生み出しました。
このことが、ジャズに新風をもたらし、その後のクール、ハードバップ、ファンキー、コンテンポラリー・メインストリーム、サードストリーム、フュージョンまで、その影響を及ぼすものとなっています。
ビパップスケールを理解していないと──
・コード感が出ない
・アドリブのラインだけではコード進行が感じられない
・アウトに行っても帰ってきづらい
・ラインが前に進まず、モタつく
・フレーズの「落としどころ」がいつもブレる
あなたは、演奏でそんなことを感じたことはないでしょうか。
どれだけモードに進んでも、
どれだけアウトを攻めても、
どれだけ現代ジャズの複雑なハーモニーに魅了されても、
”ビバップの仕組みそのものが分かっているかどうか”
が演奏の説得力の差になるのはここなのです。
ビバップ・スケールは8音のスケールですが、ただの“8音スケール”ではありません。
使いこなせることで、
・アドリブのラインだけでコード進行が感じられるようになる
・アドリブの“文法”が一気に整理される
・どんなテンポでもに推進力が備わったコード感を感じるラインを演奏できる
・バップ以降すべてのスタイルの理解が加速する.
のです。
この講座では、このビパップスケールをどこで使うのかを理解し、そのフレーズ推進力をもつ感覚を体感。
そのフレーズを実際に作ってみるというところまでをやっていきます。
■対象(インスト対象)
・メジャースケールや基本的なコードの知識のある方
・II–V–Iでアドリブ経験あり(流れない・モタるなどの悩みのある方)
・初級〜中級レベルでバップの曲をやっていきたい、苦手意識のある方
■内容
・ビバップ・スケールの仕組み
・ビパップスケールとその他のスケールの違いを体感
・レジェンドの名フレーズの分析と理解
・ビパップ・スケールの使い方、実際の活用法
・実際にフレーズを作ってみよう
■基本情報
◎時間:13:00~15:00
◎参加費:4800円
◎講師:浦島正裕(Pf,B)
◎ご持参いただくもの:
・お持ちの方は黒本・五線譜および筆記用具・楽器
お申し込みはこちら↓↓(※初めての方は、申し込みフォームで必ず楽器パートをお知らせください)


