ステージ:STEP1
カテゴリー:リズムセクション専科
レベル:ジャズセッション未経験者
◆セッションで必要なジャズピアノの基本知識を学ぼう。
内容
セッションにおけるピアノの人を対象とした、アンサンブルのファーストステップがこちらのワークショップになります。ジャズピアノといっても、ソロピアノ、ピアノトリオ、フロントがいるコンボでのそれぞれのピアノの役割は違ってきます。
また、クラシックをやってきた方は、コードとメロディだけの譜面、もしくはコード譜を渡されても何をやっていいか戸惑うことが多いでしょう。
さらに、他のPOPSなど他のジャンルでキーボードなどを担当していても、ジャズのコードはさらにそこにジャズでよく出てくるテンションというものがでてくる点、ジャズのコンボにおいて、リズムセクションであるベースやドラムなどの他の楽器との役割分担的な部分もあります。
ジャズピアノは、アンサンブルの演奏において最初から最後まで演奏をする楽器ですが、その演奏のそれぞれの場面でやるべきことがあり、他の楽器パートに比べて、スタート段階でのレバスはジャズセッションを目指す方が最低限知っておくべきことをこのワークショップで学びます。同様のセッション初心者アンサンブルワークショップで、ジャズピアノのスタートラインにいきなり立つのは躊躇する方、ジャズピアノのやることがあまりわかっていない方などは、こちらからスタートしていただくことをおススメいたします。
6回(6か月)にわたって、ジャズピアノにおける基本的に知っておくべき知識を網羅します。
対象楽器
ピアノ(ジャズの入門者・初心者向け)
※他楽器パートの方でも、ジャズピアノの持ち替えなどピアノに興味のある方はご参加いただけます。お申込みの際にその旨お伝えください。
特徴
・ジャズセッションにおける基本のルール、しくみを体験する。
・ジャズやジャズセッションについて基本に触れる。
・ジャズの初心者の方にもわかりやすく、楽しく演奏を体験。
・セッションの曲(黒本)を使って曲の構造や流れを理解する。
・セッションデビューを目指すための実践。
・初心者目線で参加しやすい。
・セッション参加までのステップをアドバイス。
・全員がアンサンブルの形で演奏し、他のパートの役割を理解し俯瞰力をつける。
・ジャズの曲を数曲取り上げ、それをセッションでできる形に必要なことをステップで身に着ける。
こういう方におススメ
・クラシック経験者(譜面が読めるがコードは慣れていない方も)
・吹奏楽・ビッグバンドの経験があるがコンボ経験がない方
・他ジャンルでバンドなどの経験者はあるがジャズは初めての方
・エレクトーンなどの経験がありjジャズはまったく初めての方
・ジャズ研経験者であるがジャズをもっと理解したい方
・ジャズピアノはソロピアノしかやったことがない方
・独学でジャズを学んだ、ジャズの先生に習っているがアンサンブル経験がない方 など。
講師紹介
中林万里子 氏(Pf)
プロフィール
福井県出身。幼少からクラシックピアノに親しみ、学生時代にジャズに転向。米国のジャズの名門校、バークリー音楽大学でジャズピアノ、作編曲を学ぶ。
在学中より自身のジャズバンドやR&Bボーカルバンドのピアニストとしてボストンで演奏活動幅広く行う。卒業後の現在、ジャズでは自身のリーダーユニット’madoron’などのライブのほか、ジャンルは幅広く、さまざまなアーテイストとの共演、楽曲提供、レコーディングなどを重ねている。
都内を中心にライブ活動を行い、J-flowでは長年、セッションのホストやワークショップの講師を務めている。学生時代に吹奏楽部でサックスも経験していて、セッションでも時々、趣味で演奏されることも。
開催日時
基本日曜 午後開催
13時~15時
参加費
4800円(税込み)
カリキュラム
6回(6か月) ※単発でのご参加も可能です。
当日は座学と、実際の演奏を半々に行います。
演奏は譜面を見ながらみんなで演奏していきます。それぞれ楽器パートに見立てて、順番をまわし、先生のコメントをいただきます。こちらは普段の練習のひとつとして意識して練習してください。
このジャズピアノでは、①コードについて(コードの特徴、押え方)、②ジャズのリズム(コンピングの練習)、③~➄ジャズのアドリブのアプローチ(簡単なものから、ジャズのフレーズまでの3ステップ)、⑥イントロとエンディングの基礎というこの4つの分類を網羅し、ジャズピアノのやるべきことを俯瞰的に考える力、ジャズのアンサンブルに必要な視点を理解していただきます。
( )内は月で同じ内容をやります。毎月の予定日は当店スケジュールでご確認ください。
その月がご参加できない場合は、同じカリキュラムの月で調整いただけます。
カリキュラム1:ジャズピアノのコードの押さえ方と仕組みを知る。(1月/7月)
カリキュラム2:ジャズのリズムをしっかり理解しよう。
カリキュラム3:アドリブの第一歩を体験してみよう。
カリキュラム4:アドリブをもっと自由に楽しもう。
カリキュラム5:よりジャズらしいアドリブをめざす。
カリキュラム6:イントロ、エンディングでいざセッションへ。
※曲日程は変わる場合もあります。その月の案内をご確認ください。
課題曲
・酒とバラの日々
・Fly Me To The Moon
・Bye Bye Blackbird
・Blues(F):Now_s the time
※セッションでよく使われるジャズスタンダードバイブル(黒本)の曲を題材にします。
J-flowからのお知らせ
初めてのご参加の方で、譜面が必要な方は事前に譜面をお渡しいたしますので必ずご連絡ください。また、当店のワークショップにご参加の方は、楽器の経験などのアンケートがありますので、下記の当店の初めて参加者のアンケートにご記入をお願いします。
◆申込みボタンは下記からどうぞ。
◆ジャズピアノアンサンブル基礎~ピアノ入門者対象
参加者の声・アンケートより(一部抜粋)
・アドリブのアプローチをの仕方を学びたくて参加。理論と実践の時間があり、質問もしやすく、雰囲気のいい中で学べた。(アドリブ編参加・女性)
・ジャズピアノを初めて2年たったが色々煮詰まっていたので、今までやっていたこととは別のアプロ―チが知れてよかった。この曲でこういうアイデアがあるのだと目からウロコでした。また右手だけで、集中してメロディ・リズムをとることをやってみることで、大事なことがわかりました。(アドリブ編参加・女性)
・いつかセッションに参加するのが目標なので念願の一歩を踏み出せてうれしいです。他の方に比べてまだまだできていない部分もありましたが、それでも先生に懇切丁寧に教えていただき、感謝しています。何をやったらいいかわかったので、家で練習してきます。(アドリブ編参加・男性)
・ピアノのセッションの基礎を勉強したかったので参加しました。リズムの具体的な練習方法はわかりやすかったです。また、セッションのとき、他のパートの方がピアノに求めていることなどのアドバイスが為になりました。(リズム編参加・女性)
・クラシックピアノだったのでジャズピアノのコンピングがよくわからなかった。特にリズムについてはクラシックでのリズムの歌い方とジャズの歌い方の比較が勉強になりました。アンサンブル形式で皆で演奏できたのがよかった。(リズム編参加・女性)
・なんとなくコンピングをしてしまいがちですが、ピアノの先生などから4拍裏の音を伸ばしてしまう点を以前から指摘を受けていました。今回、その際の解決のアドバイスをいただきそれを参考にし、練習したいと思いました。(リズム編参加・男性)
・ワークショップもJ-flowに伺うのも初めてでしたが、先生の教え方も上手で受講生の皆さんの雰囲気もよかったです。勉強になりました。(女性)
・2時間だけでしたが、ジャズピアノの入り口に立った気がしています。どこから勉強をすればよいか?がそもそもわからなかったので、今回教えてもらったことがわかるように復習します!(コード編参加・男性)
・アンサンブルの体験ができたのがよかったです。また次回も参加させていただきたいと思います。(コード編参加・男性)
・勉強してて自分がつまづいたところが分かった気するので、練習の目標ができてよかったです。(リズム編参加・女性)
・手癖でコンピングしていることが多かったので新しい積み方を知ることができてよかったです。(リズム編参加・女性)
・丁寧でわかりやすい内容で自分にはちょうど良かったです。エンディングで何をすべきかがわからなかったこと、イントロが作れないということが参加の動機でした。イントロに関してもアウフタクトで入る曲や、ボサノバのリズムなどがとても参考になり、イントロができる自信につながりました。この講座では、解説がとても分かりやすかったです。エンディングのパターンも資料をいただいたのでどんどん挑戦していきたいと思っています。(イントロ・エンディング編参加・男性)
・今回参加して。今までの自分は、イントロ、エンディングについて体系的に学べていなかったということに気づき、今回具体的にいろんなことが学べてよかったです。特にエンディングの流れがとても分かりやすかったので、これからの練習の目標ができました。中林先生ありがとうございました。(イントロ・エンディング編参加・女性)