あなたの演奏はセッションではイケてる?それともイケてない?
セッションをしだしてまもなく、もしくはセッションに慣れてきてから、はたして自分の演奏は 人からどのように思われているのか、いいのか悪いのか・・、そしてこのやり方で続けていていいの?・・
なんて思いがぐるぐるしてきます。録音をとってくださいと皆さんにお伝えしていますが、 これも自分の演奏を客観的に聴くという意味でぜひともやっていただきたいことです。
でも、自分の演奏に慣れ過ぎていると、持っている癖みたいなものに気がつかず当たり前に思っていると、欠点はなかなかは改善しません。
やはり、うまい人からの客観的なアドバイスが一番なのですが、そうは言ってもセッションで、アドバイスしてくれる人は少ないかもしれません。日本人特有なのか、人に意見して、でしゃばりたくないとか、嫌がられたくないとか思って、セッションに来られる方は、どんなにうまい方でもあまり人にでしゃばったりしない傾向があります。
学生の頃のジャズ研ならば、うまい人や先輩がバシバシ意見を言ってくれたでしょう。 社会人になるとそうならないので、自分のスタイルでマンネリ化してしまう人も多いようです。
本当なら、習っている先生にご自身の改善点などを教えてもらう方がいいのでしょうが、先生も教室の中のあなたしか知らないと、あなたがアンサンブルの中でどのような演奏をしているのかはわからないので的確なアドバイスができないでしょう。
そんな人におススメしたいのが田鹿雅裕アンサンブル道場です。
ジャズドラマーとして日本の歴史を支えてきた田鹿雅裕さんがドラムで一緒に演奏し、あなたの演奏をのいい点、悪い点などをアドバイスしてくれます。そして、ジャズのアンサンブルにとって大切かを毎回トークを交えてお話してくれます。 決して怖いものではありません。
また、ここでは自分のやりたい曲を数曲程度選んで演奏し、アドバイスをいただきますが、 練習できていないとか、まだまだ自信のない方はリスナー参加も可能です。リスナーは少し安くなっていますが、他の人が演奏し、それに対するアドバイスや、田鹿さんのアンサンブルの考え方などをきくと、参考になることがたくさんあります。また、一流のリズム隊との演奏を早い段階から経験するのもとてもいい勉強になると思います。
こうした格上の方との演奏が自信につながるのです。そして次の課題へといった形で、自分なりの 上達目標を定めて参加されるのはとても勉強になると思います。 前々回は、このワークショップの課題曲の中から、これをやると練習して、ジャズピアノ歴が まだ三カ月の方が、田鹿さんとりっぱなアンサンブル演奏をしてくれました。
この大きな自信と、自分の演奏に対する客観的なアドバイスを得ることで、ぐらぐらした思いが、目標に変わります。ぜひ、参加してみてください。
今月の課題曲の詳細はこちらから
ピアノ、フロントの方も奮ってお越しください。
田鹿さんのメッセージもどうぞ。