例えば、グループでわいわいと話をしているときに、
ひとりだけ携帯を出して、ひたすら打っている人
がいたらどうでしょうか?
きっと会話はトーンダウンしていくでしょう。
セッションで譜面をガン見しながら演奏しているのは
これに近いこと。
ガン見しながらも、しっかり周りの演奏を聞き取り反応
したり、顔を上げて周りのサインを見逃さなければ、
それに越したことはありません。
問題なのは、周りの演奏している音が耳に入っていない、周りの人が出しているサインが見えない、自分の世界だけで完結していること。
これはみんなの会話で、独り言を言っているようなもの。
それではセッションの演奏を台無しにすることだってあります。
初心者だからできないというより、場慣れによる余裕がないからかもしれません
もしくは演奏に必要なことの理解がない場合、メンタル面に原因があるケースもあるでしょう。
正しく演奏しなければ迷惑をかける、正しい演奏をしなければ許されないという思いを持っていると、自分自身が息苦しくなってしまうかもしれません。
アンサンブルで最低限外せないルール、演奏を台無しにしないルールを知っていれば後はあなたの演奏の世界で楽しめばいいだけです。
セッションでは最低限のコミュニケーションスキルをまず知り、どんどん演奏に参加していきましょう。
音楽の先生が1か月に30分程度のレッスンで、アンサンブルでの演奏の癖や課題をみつけることは難しい点もあるでしょう。
個人スキルは今の専門の先生に習いながらも、アウトプットの練習会などであなたに必要なこともサポートができるのが、J-flowのジャズ研です。