ここでは、小グループ練習会セッションに参加された方のメールでいただきました声をご案内していきます。
最初は、ピアノの方です。セッション初心者アンサンブルワークショップに来られて、それをきっかけにご参加
された方です。※個人情報にあたりますので、お名前は仮名とさせていただきます。
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杉山京子(仮名)さんからのメッセージ
参考音源とアドバイスをいただきありがとうございます!
J-Flowのワークショップや練習会に通う前に比べ、とにかく音を出せるようになったことは自分でも驚きの進歩でした。でも、上達するために次は何をすればいいのかを考え始めてもいました。
ピアノはアドリブの他に、コードもイントロもエンディングも・・・どれも少し手をつけては、ほとんど進歩もせず今日にいたっております(>_<)
教えていただいた優先順位にそって、まずはひとつずつクリアしていきたいと思います!
(送っていただきました参考音源のリストも、)今まで勉強のためにと聴いてきた音源は、ほとんどピアノです。もちろん、ピアノが一番好きなのですが、他の楽器もヴォーカルもすばらしいものがたくさんありますよね!他の楽器もいろいろ聴いていきたいと思います。
練習会メンバーは、本当にノリがいいというか気が合うというか、集まって練習したりライブに行ったりという企画がどんどんあがってきています。JAZZが好きで演奏も好きでという人たちと一緒にいることは、本当に楽しいですね!
シルバーウィークは帰省するのですが、仕事をしているときより時間はあるので練習をがんばりたいと思います。
では、また次回の練習会かワークショップで、よろしくお願いいたします!!(ここまで)
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当店からは私たちのわかる範囲、できる範囲でアドバイスさせていただいています。メールをいただいて、
気付いたことなどもメッセージさせていただくことがあります。
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(当店からの杉山さんへ宛てたメッセージ)
杉山さん、 こんばんは。とてもうれしいメッセージありがとうございます。
そして、あ、なるほどと思うことがあって、メールいたしました。
ピアノの音源を聴くことはとても大事です。でも、それだけではなく、ボーカルや、管楽器の入った音源を聴いていただきたいことを補足しておきますね。
というのはジャズというのは英語です。英語のリズム、ノリがあります。たとえば、This is a pen を、日本語のようにディス イズ ア ペンとひとつひとつ音を区切って発音しても英語に聴こえません。
つまり、そこには英語らしいイントネーションがあるのです。
これがジャズの根底に流れているリズムに通じます。なので、そのリズムを身につけるとしたら、ボーカルものを聴く、そしてできるところは一緒に歌ってみることがリズムを身につけるのには役に立つのです。
そして、管楽器の演奏を聴く、これは管楽器はどうしても息を継がなければなりません。その息継ぎの中でいいフレーズ、ジャズらしいフレーズが生まれてきます。
ピアノやギターは演奏しようと思ったらどこまでもダラダラ演奏できる楽器です。でも、音楽であればはやりひとつのまとまりのフレーズ感が必要です。
そのホーンライクに演奏するというのが管楽器を聴くことがとても勉強になります。また、これは改めてご案内していきますね。頑張ってくださいね。次回よろしくお願いいたします。
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小グループ練習会セッションは、本当に身近にその人の演奏に寄り添うものです。ですから人数も限られてしまいますが、おひとりおひとりの演奏を聴きながら、アドバイスできることもその場でできるので本当に上達されていくことを目の当たりにできるのがとても嬉しいです。そして継続的に参加されている方には、その人ひとりひとりの上達に合わせて、必要なことをアドバイスしていくこともやっております。
コードも演奏も何もわからなかった自分が実際に上達をしてきた方法でもあり、その中でもっとこうした方が上達が早かったなというものをワークショップでいろいろ考えながら、やってきています。
ここ数年、ワークショップに参加されて練習会にも来られている方々が確実短期間で演奏レベルがあがっていることを実感するこの頃です。また、それが私たちの喜びでもあります。
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●その他・アンケートの声 から
・自分で選ぶ曲だといつも同じ曲になってしまいますが、人が選んだ曲をすることは、苦手な曲を練習するいい機会となりました。
・人目を気にせず練習できるいい機会です。アドバイスをしてもらったり、できなかったところを再度その部分をやり直ししたりと、とても勉強になります。
・以前は頭が真っ白になって、演奏するとロストしていたのがそれがなくなりました。
・周りの音を聴ける余裕がでてきました。
・演奏のレパートリーを増やすことができました。これでセッションにデビューできるようになりました。
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じっくり一人一人を見ていきたいという思いから、小グループ練習会セッションは、 あまり大々的に公開はしていませんが、参加された方からいろいろ喜びの声をいただいております。
今回はその一部をご紹介させていただきます。
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naganuma様(Pf)
J-flowさま、きょうはありがとうございました。
きょうは、マジにがっつり練習になりました。
(自分の演奏の)録音、じっとして聴くのは耐え難いので、
家事をしながら
掃除・洗濯の雑音に紛らわせて聴きました。
気付いたのは、いつもアドリブ丸暗譜で臨んでいましたが、
きょうみたいに曲数が多いと暗譜なんてぶっ飛んでしまいます。
そんな状況でも、All of meとかCandyとか
そこそこならアドリブできてる、と思えるのがありました。
逆に、ネタ切れでブチ切れて、苦し紛れにめちゃくちゃひいたのが、Doxyとか、Ipanemaとか、他にもっと…
耳を覆いたくなるすさまじさでした…(泣)
基本的なところでは、
・イントロ、自信持って明確にやらないとフロントの方がほんとに入りにくいだろうな…と。
・エンディングが決まらない。
・自分がテーマをひいた時が問題。曲全体を自分が引っ張って作っていくんだという覚悟が足りない。
などの反省点。重いですね。
ネタ切れで苦し紛れでもアドリブが続けられるのは何が理由なんだろう、
その辺を自分なりに解明して今後にもつなげていきたいと思います。
イントロ・エンディングは、1曲に1回しかありません。
一発勝負にしくじらない練習と経験を、と思います。
最後になりましたが、今回、お付き合いくださったメンバーの方々にお礼申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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そして、いただいたメールにこちらからの気付いた点などを返信さていただきました。
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J-flowさま
おはようございます。
ご返信ありがとうございました。
練習日記を兼ねて、勝手にメールお送りしているのですが
いつもいつも、すぐに、しかもピントの合ったメッセージを返してくださる
ほんとうにありがたく思っています。
また参加しよう、練習を続けていこう、という
支えになっているのは間違いありません。
「ないものはでてきません」
ほんとにそうなんです。
自分でひいたことのないフレーズを魔法のように繰り出すなんてありえませんよね。
だから、ほとんどの曲、コピー譜や耳コピを「丸暗譜」してむりやり詰め込んでいるんです。
そうやってギューギュー詰め込んだものが
窮鼠猫をかむ、じゃないですけど、ネタ切れで追い詰められた時
苦し紛れにとぎれとぎれで出てくる
Jazzはその繰り返し、でしょうか。
そんなふうに感じました。
(中略)
これからもどうぞよろしくお願いいたします。長沼
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本当にありがとうございます。気がついたことをその場で、こうしたらということも練習会の中で
アドバイスさせていただくこともありますが、後でメールにて気がついた点を当店からお送りしたりすることもあります。
この会は真面目な方が多く、練習会のご自身の演奏を録音し、帰ってから聴いてご自身を課題を次につなげていくというようにされている方が多いです。
長沼様もこのようにご自身を客観的に見ていろいろと演奏に活かしておられるところがとても素晴らしいです。
確実に回を追うごとに上達されていっているのが私たちの喜びでもあります。
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杉山京子さん(仮称)LV1 Pf参加者
こんにちは。杉山です。(次回の練習会に向けた)参考音源とアドバイスをいただきありがとうございます!
J-Flowのワークショップや練習会に通う前に比べ、とにかく音を出せるように
なったことは自分でも驚きの進歩でした。
でも、上達するために次は何をすればいいのかを考え始めてもいました。
ピアノはアドリブの他に、コードもイントロもエンディングも・・・どれも少し手を
つけては、ほとんど進歩もせず今日にいたっております(>_<)
教えていただいた優先順位にそって、まずはひとつずつクリアしていきたいと
思います!
今まで勉強のためにと聴いてきた音源は、ほとんどピアノです。もちろん、ピアノが一番好きなのですが、他の楽器もヴォーカルもすばらしいものがたくさんありますよね!他の楽器もいろいろ聴いていきたいと思います。
練習会メンバーは、本当にノリがいいというか気が合うというか、集まって練習したりライブに行ったりという企画がどんどんあがってきています。JAZZが好きで演奏も好きでという人たちと一緒にいることは、本当に楽しいですね。(中略)
では、また次回の練習会かワークショップで、よろしくお願いいたします!!
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LV1はとにかく音を出すことを愉しんでいただくことに重点をおいていただきます。いい演奏、上手な演奏を
目指すのはその次。音を出すことを怖がってしまっては、演奏自体と愉しめないし、ましてモチベーションは
上がるわけがありません。人と一緒に演奏するということから、その先はどいうように皆と音で会話を
していくのかを考えていきます。演奏の精度を上げていくというのは、それぞれが課題として見えてきたら、
さまざまなワークショップ、田鹿道場や、ご自身が習われている先生、もしくは当店の個人レッスン(アンサンブル)などを通して課題に取り組んでいっていただけるようにしております。
また、音楽を通していろいろ相談できる仲間も増えてくる喜びも上達には欠かせない要素です。