参加される方からバースについてのご質問をいただきました。
講座ではそこまでお話をしていないなと気が付きましたので、こちらで
バースについてご回答させていただきます。当日、説明もしますし、フォローも
します。一回やればバースってこういうことだなとわかっていただけると思いますが、
事前にバースについて説明を入れておきますね。
Q1.「アドリブの順番はバースでの順番」 とは、どういう意味でしょうか。
バーストは短いソロだと思ってください。主に4小節(もしくは8小節ですが、今回は初心者でわかりやすく4小節にします)
通常ドラムが入る場合はドラムでバースをやります。今回万里子先生がドラムをやってくれます。
ちなみに、通常のスタンダード曲は32小節なので4小節なら8個4小節で構成されています。
フロント4小節ソロ⇒ドラム4小節ソロ⇒
1番目にアドリブをしたピアノ4小節ソロ⇒ドラム4小節ソロ⇒
2番目にアドリブをしたピアノ4小節ソロ⇒ドラム4小節ソロ⇒
3番目にアドリブをしたピアノ4小節ソロ⇒ドラム4小節ソロ(ここまでで32小節です)
ドラムソロの間は、ピアノもベースも皆音を出さずにドラムだけがなっている状態です。ここでドラムソロが終わるとベースラインとピアノソロは同時に始まります。ベースは絶対間違えないので、そこで確認できます。
Q2. イントロ→前テーマ(フロント)→アドリブ(フロント→ピアノ1+ピアノ2・・・→バース(ソロの順)→後テーマ+エンディング
アドリブの後のバースというのは4小節くらいのアドリブということでしょうか?
基本4バースと言われていますが、32小節1コーラスの曲で4バースの場合と8バース
の場合があります。大体早い曲の場合は8バースから始まります。
ただ、初心者は慣れていないので、4バースソロをやっていきます、
慣れたら8バースもあるということを知っておいてください。(8バースだと4回)
バースは1コーラス単位で切り替わりますが、4バースの場合は、1コーラスみんなで
回せばその後は、テーマに戻ります。
8バースはまだ先になりますが、説明しておくと8バースで回すと、2コーラスまでは
8小節でいきますが、2コーラス目は大体、4バースになります。
コーラスの途中で8から4になることはなく、必ず、2コーラス目の頭でバースが
回ってきた人は4バースに切り替えることになります。
Q3. 後テーマというのはフロントの人が弾くのでしょうか?
テーマを誰が演奏するかですが、ピアノトリオだとピアノがテーマを演奏します。
セッションではフロント奏者が入るケースが多いので、今回はそれを想定して
フロントが前テーマと後テーマをやります。
どういう楽器編成になっているかによっても、またピアノがテーマをとるという
ケースもあります。今回はフロントの人にイントロを提示するということ、
フロントとのエンディングというのを想定してやっていきます。
Q4.バースを回していく場合のコード進行はどうなるのでしょうか?
バースのコード進行はその時にどの部分にあたるかです。曲は進行しています。
例えばあなたが、一番目のピアノ」のソロイストだった場合、
まずは、1から4小節目まではフロントが演奏し、その後、5小節目から8小節目はドラム、
次は1番目のピアノなので例えば金子さんがそこだとしたら、9小節目から12小節目までその部分のコードになります。
バイバイブラックバードで例えてみると、フロントとドラムまでが曲の構成でいえばAの部分(8小節目までですね)
なのでピアノの1番目の人はBの最初の4小節目のところのコード
つまり、Gm Gm△7 Gm7 C7 の部分のコードになります。
自分が何番目の小節をやるかは、ソロの順番を必ず頭に入れて演奏することが必要です。
当日にも説明しますし、わかるようにサポートします。
分からない点があればまた気楽に質問してくださいね。
言葉ではわかりにくいですが、やってみるとこういうことだとわかりますので、
体験してみてくださいね。