ステージ:STEP1
カテゴリー:ジャズロジック
レベル:ジャズ入門者~初心者
◆テーマからエンディングまでシンプルに吹いてもココまでできる!
内容
ジャズの入門者、初心者のアドリブに多く見られるパターンにあるのが、音数が多いが何を演奏しようとしているのかわからない、テーマに関係なくどれもスケール練習にしか聞こえない、覚えたフレーズを何とか演奏しようとしてリズムに乗れていないなどなど、うまく演奏しよう、かっこよく聴かせようとしているがために起こる問題点があります。
また、アドリブは力を入れて演奏しているけれど、テーマで肝心な音を外しまくって台無しにしている、譜面通りでなんの抑揚もないなど。テーマが吹けないけれどアドリブができるというのは、優先順位が逆になっているパターン。ですが、これらは、初心者のセッションあるあるな風景です。
例えば人前で話しをするときに、慣れていない人ほど言葉を多くしゃべろうとしたり、早口になったりして、結果、周りに何を伝えようとしているのかわからなくなってしまいます。セッションも同じでです。
音を出していないと不安だ、きちんと覚えたフレーズをいれないとという強迫観念から解放されて、むしろシンプルに、少ない音数でもグループする演奏は楽しいということをこのワークショップで体感していただき、そのポイントを学んでもらうことがゴールです。
まずは、”正しい”ではなく、自分が”楽しい”と思え、周りも心地いいと感じる演奏を目指す、入門者・初心者のためのワークです。
ジャズの楽しさにたどり着く前に、自分には向かないとあきらめかけている人にもぜひ、ご参加していただきたい内容です。
今回取り上げたのは、「枯葉」。この曲は、初心者向けの曲としてよく取り上げられる曲ですが、意外と難しい曲と言われています。名盤と言われているものも、あまり枯葉は多くはありません。そのため、入門者、初心者だけでなくそれ以上の方にとっても、天才櫻井さんがシンプルに演奏してもこれだけできるというポイントはとても役立つものとなるでしょう。
※このシリーズは「フロント奏者のためのアドリブ初歩講座(シリーズ)」の延長です。今後不定期に、様々なテーマを取り上げていきます。
※このシリーズは「フロント奏者のためのアドリブ初歩講座(シリーズ)」のひとつです。今後不定期に、様々なテーマを取り上げていきます。
「フロント奏者のためのアドリブ初歩講座(シリーズ)」‥‥ジャズのアドリブを中心にいろいろなアプローチを紹介するジャズ入門者・初心者にもわかりやすい内容の講座です。明日からのアドリブの練習に役立つ内容となっています。また、テーマによってはアドリブだけでなくテーマについても解説していきます。
初心者だけでなく、中級者にも役立つ回もありますので、詳細はそれぞれの内容をご確認ください。
※今回の講師は櫻井智則さん。テナー、アルトサックス、ピアノともに素晴らしい演奏で多くの人を魅了する若手ジャズミュージシャンのホープです。彼が実践してきたことなどを学びましょう。
対象楽器
フロント奏者(テナーサックス、アルトサックス、フルートなど)
※主にサックスをイメージしておりますが、アドリブの考え方などを学びたいサックス以外のフロント奏者については楽器の奏法などについては解説いたしません。フレーズの作り方などの点での内容に限ってとさせていただきますのでその点を、ご理解いただける方のみご参加いただけます。)
特徴
・多くのジャズセッションの現場を経験する講師による実践的な講座。
・シンプルな音使いでジャズのアドリブを考える。
・テーマから、アドリブまでジャズらしく聴かせるポイントを解説、みんなで実演。
・カラオケを使ってセッションでテーマからエンディングまでシュミレーション
こういう方におススメ
・ジャズは始めたばかりで、テーマ、アドリブをどう演奏していいかわからないフロントの方。
・ジャズらしいアドリブにならないと感じているフロント奏者
・ジャズセッションでアドリブがジャズに聴こえないといわれ悩んでいる方。
・他ジャンルでのセッションは経験しているけれど、ジャズはどうすればいいかわからない方。
講師紹介
櫻井智則 氏(AS、Ts、Pf)
プロフィール
宇都宮生まれ、宇都宮育ち。
4歳からヤマハエレクトーンを、13歳でサックスを始める。
又、リズムスクール(現在のエスコーラ・ジャフロ)に入団し、渡辺貞夫氏とブラジルの太鼓で共演。
15歳から宇都宮ジュニアジャズオーケストラに入団し、宇都宮市のイベントを中心に演奏活動を開始する。
高校卒業後は尚美ミュージックカレッジ専門学校に入学し宮崎明生氏に師事。
卒業後、社会人ビッグバンド『スウィンギング・ハード・オーケストラ』に入団。
前田憲男氏、伊藤ゆかり氏、日野皓正氏、綾戸智絵氏、山下洋輔氏など豪華ゲストと共演。
2014年、2017年には本場New Yorkでジャズを体感し、ジャムセッションにも参加。
現在では地元宇都宮を始め、都内でも積極的にライブ活動を行う。
2015年10月に自身初となるリーダーアルバム「Warm Town」をリリースし、
2017年7月にはvoとsaxのユニット「Sense Of Fun」として「Hazy Moon」を発表。
また同年12月、第37回浅草ジャズコンテストにて審査員特別賞を受賞。
2020年、小林陽一&JJM(ジャパニーズ・ジャズ・メッセンジャーズ)のメンバーとして都内のライブを始め、東日本ツアー、西日本ツアーにも参加。当店では、セッションやライブ、またイントロやエンディングの講座を担当。
開催日時
日にち:9月19日(祝)昼開催
※当店からのお知らせやスケジュールをご確認ください。
時間:13時~15時(入室は10分前からです)
参加費
4800円(税込み)
ご持参いただくもの
・楽器(※フロントでのご参加の方のみ)
・筆記用具
・五線譜
・黒本(ご自分の本をご利用されたい方)
カリキュラム
前半:櫻井氏の演奏カラオケを聴き、シンプルに演奏することで何ができるか。
後半:解説をもとに実際に―マからエンディングを演奏してみて演奏の変化を知る。
課題曲
・枯葉(黒本)
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参加者の声・アンケートより
(編集中)
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