【セッションで演奏される曲9】There Is No Greater Love ゼア・イズ・ノー・グレーター・ラブ 

There Is No Greater Love  ゼア・イズ・ノー・グレーター・ラブ 
作詞 Marty Symes  /作曲 Isham Jones 1936年

映画『The Music Goes ‘Round』 からの曲で1936年アイシャム・ジョーンズ楽団がシングル盤として出したときにはB面に収められました。

この楽団はスイング時代の先駆的バンドで『スター・ダスト」などの名曲を世に広め、またベニー・グッドマンやウディ・ハーマンなどのスイング時代のスターらを育てたといいます。

ちなみにこのシングル盤の両サイドにクラリネット、サキソフォン奏者のウディ・ハーマンの歌が収録されており、このレコードを最後にアイシャム・ジョーンズは引退し、楽団はウディ・ハーマンに引き継がれました。

ウディ・ハーマン楽団は後にフォー・ブラザースでも知られるスタン・ゲッツ、ズート・シムズなどの優れたジャズミュージシャンを生み出したことでも有名です。

1964年NYのリンカーン・センターのフィルハーモニック・ホールでのマイルス・デイビスのライブ盤『フォー&モア』のB面最後を飾るのは「ノー・グレイター・ラブ」、そしてそのままテーマ(ゴーゴー)へと続きます。

テナーサックスにジョージ・コールマンが参加、ピアノ、ハービー・ハンコック、ベース、ロン・カーター、ドラムス、トニー・ウイリアムスのマイルス・デイビス・クインテット最強のメンバーでの名演奏です。

またテナーの名手ソニー・ロリンズが西海岸でシェリー・マン、レイ・ブラウンとレコーディングした名盤『ウェイ・アウト・ウエスト』にも収録されています。

スタン・ゲッツの『ピープル・タイム』ではゲッツの晩年につきそうようにピアノ伴奏したケニー・バロンとの素晴らしい演奏。

これは1991年スタン・ゲッツが亡くなる3ヵ月前にコペンハーゲンの「カフェ・モンマルトル」で録音されたものです。

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