セッションで独りよがりになりがちなパターンは?

先日、村井千紘さんのワークショップ。「めざせ、セッションデビュー。脱ひよこクラブ」がありました。

このワークショップは、管楽器の方を対象に、実際のセッションの形式で課題になっている曲から好きな曲に参加してもらいながら、演奏練習することで、セッションにでるためのワークを中心にするものです。

グループになって演奏に入るので、実際のセッションよりフロントが多いのですが、これも「皆で演奏すれば怖くない」という力学が働き、みなさん伸び伸びと楽しく演奏しています。

演奏後、気がついたことや反省点、いい点などを確認しあいながら、演奏への対応力を付けていこうという実践的なワークなのです。

さて、その中で、ある演奏の際、テーマを吹いている人にオブリ(オブリガート)を入れて演奏されている方がいたので、さっそく、先生からその話題がでました。
そして、その流れの中で、オブリガートって、ありがとうって意味があるのかと思って調べましたという方がおられたので、話題はそちらに。

そう、実はよく似ているのですが、ウィキペディアで調べてみると、

◎オブリガート(イタリア語: obbligato) – 独奏または独唱部の効果を高めるため、伴奏楽器で奏される主旋律と相競うように奏される助奏の意。英語ではobligatoとも綴る。

◎オブリガード(Obrigado)ポルトガル語で「ありがとう」にあたる男性語の表現
なんです。微妙に似てますが、それぞれイタリア語とポルトガル語だったんですね。

だから、ポルトガル語で「ありがとう」という言葉と知っている人が、なぜ?という気持ちはよくわかります。

でもなぜか、意味深い。。と思いました。

実はこのオブリガート、セッションで独りよがりになることの多いパターンなんです。

入れるとお囃子のようで、相手が喜ぶのではないかというのが、裏目にでてしまって、初心者がやりがちな失敗パターン。

あまり入れて欲しく人もいるので、そんなときは、入れると嬉しいのではとガンガン入れてると空気読めない人になってしまいます。

だから、まず相手はどういうことを望むだろうかというのを観察、もしくは考えながら、それによって入れるのか、また入れるならどのようなのがいいのか、そしてその人が喜ぶオブリが入れられる(ここは研究あるのみ)と本当に楽しく演奏できますが、そうでなければ。。。

相手が、”ありがとう(オブリガード)”と思ってくれるオブリガートにするには、相手を思う気持ちがまず大事だと思うのです。

決して、イラストのようになってはいけません。

そこの意思疎通ができれば、セッションはとても楽しいものになる半面、ボタンをかけちがえると、演奏者の気分をダウンさせ後味の悪いものになってしまいます。

普段からどのようなオブリがいいのか、サックスなどのフロントのセッションホストがいる日に参加して、どのようなオブリをやっているのかを観察すると、いい勉強にもなるのでは、と思うこのごろです。

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